甲状腺の病気とは

甲状腺

甲状腺は、皆様が生きていくのにとても大切なホルモンを作り、分泌する臓器です。甲状腺ホルモンの異常による病気は、全身に様々な辛い症状が現れ、どこが悪いのか判らず 「いつも調子が悪い状態」になります。そして、気のせいとか、ただの怠け者とか誤解されている人も少なくないのです。

甲状腺の病気は女性、それも20代から50代の女性にたいへん多い病気です。なぜ多いのかはっきりしていませんが、バセドウ病や橋本病はそれぞれ甲状腺自己抗体が原因の自己免疫疾患のひとつです。一般的に、自己免疫疾患は女性に多い事が知られています。

甲状腺の病気は、多彩な症状より「自律神経失調症」や「更年期障害者」、だるさや無気力より「うつ病」、動悸息切れより「心臓病」、体重減少より「癌」、むくみより「腎臓病」、肝障害が出ることにより「肝臓病」、かゆみがあるので「蕁麻疹」、高血糖や尿糖があるので「糖尿病」、血圧が上がるので「高血圧」、物忘れしやすくボーッとしていることより「認知症」などの病気にも間違えられやすいです。

しかし、甲状腺の病気と診断を受け、適切で確実な治療を受ければ、見違えるほど元気になり、まったく健康な人と同じように運動、妊娠、授乳、仕事となんでもできるようになります。

どうも体の調子が悪い、どうもすっきりしないと思っている(感じている)方は、この甲状腺疾患講座に書かれている情報を読み、早期発見のための自己チェック表をご参照下さい。思いあたる節があれば、是非一度は甲状腺専門病院で検査する事をお勧め致します。