無痛性甲状腺炎について

無痛性甲状腺炎の病気について

原因

何らかの原因により甲状腺組織が破壊され、甲状腺内に貯められていた甲状腺ホルモンが血液中に流れ出てしまいます。そのため、甲状腺ホルモンが約3ヶ月間高めになり、その後甲状腺機能低下の時期があり、多くは自然に機能が正常化します。(下図参照)

◆無痛性甲状腺炎の経過図◆
<ホルモンの量が変動する予想図>
※1~3のパターンがあり、病気の状態により違います。

基礎疾患

橋本病が合併していることが多いです。

出産後2~4ヵ月後に発病することが多いです。出産する女性の約20人に1人出現すると言われており、その時育児ノイローゼや産後の肥立ちが悪いと間違えやすいです。

バセドウ病治療中か、寛解期に発病することがあります。

症状 

眼球突出以外、バセドウ病と同じ症状がでます。そのため、バセドウ病と間違えられやすいです。


全身症状疲れやすい 体重減少 暑がり 発汗 むくみ 微熱
循環器症状動悸 息切れ 

治療 

バセドウ病と違う経過の病気のため、抗甲状腺剤は投与しません。
症状に応じて対症療法します。