亜急性甲状腺炎について

亜急性甲状腺炎の病気について

原因

風邪の後にウイルスが甲状腺内に入り炎症を起こすのではないかと思われています。そのため甲状腺組織が破壊され、甲状腺内に貯められていた甲状腺ホルモンが血液中に流れ出て、甲状腺ホルモンが一時的に上昇します。その後、甲状腺機能低下の時期があり、やがて機能が正常化します。(下図参照)

◆亜急性甲状腺炎の経過図◆
<ホルモンの量が変動する予想図>
※1~3のパターンがあり、病気の状態により違います。

症状

甲状腺の炎症症状
甲状腺に痛みがあり腫れます。
首から頚部までの放散痛があります。
痛みが片側から反対側に移動します。
発熱が特に夕方から夜にかけて37.5℃~40℃になります。

甲状腺中毒症状
甲状腺ホルモンが一時的に高いため眼球突出以外はバセドウ病と同じ症状が出ます。
全身倦怠感 疲れやすい 発汗 動悸 息切れ 体重減少 暑がり 不眠

治療

炎症をおさえる治療をします。又症状に応じて他の治療をします。

1:アスピリン(程度が軽い場合)

2:副腎皮膚ホルモン剤

※どちらかを投与し様子をみます。

経過

約3ヶ月で徐々に薬を減量して中止します。しかし、急な薬の減量や中断は再燃しやすいです。
再燃したときは、また薬を増やして治療のやり直しになりますので、薬の服用指示は守ってください。