甲状腺画像検査:甲状腺シンチグラフィー

放射性物質を利用し検査する方法ですが、とても少量の放射性物質を使用するので、妊娠している方以外は心配がありません。

この検査の目的は、甲状腺機能亢進症の原因疾患の鑑別診断にとても重要です。写真のように、バセドウ病や機能性結節には放射性物質のとりこみがありますが、他の病気にはとりこみがないか又はわずかです。

※左:甲状腺機能性結節 中央:バセドウ病 右:正常

甲状腺機能亢進症の原因疾患(バセドウ病、無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎、機能性結節など)により、それぞれ治療期間・治療方法は全て違ってきます。ですから、このシンチグラフィーの検査を行い、きちんと鑑別しなければなりません。シンチグラフィー検査は、腫瘍の大きさ・形がわかり、肺や骨への癌の転移の有無の診断にも役立ちます。